2019.08.01
#webサイト
毎日暑い日が続いていますが皆様熱中症などにはなっていませんか?
突然ですがEコマースという言葉をご存知でしょうか?
私は仕事で携わっているので知っていますが
まだまだEコマースという言葉自体の認知度はあまり高くはないのではないでしょうか。
そもそも「Eコマース」の「E」とは、「Electronic」の略であり
「Eコマース」とはつまり、「Electronic Commerce」のことです。
「Eコマース」とは、インターネットなどのネットワークを介して契約や決済などを行う取引形態のことで
インターネットでものを売買することの総称です。
Eコマースは、扱う商品や予算などによって、最適なサイトの種類を選ぶことが大切です。
Eコマースの種類とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
【自社サイト型】
自社でECサイトを構築するタイプです。
自社の特色を自由に反映できますが、システムやセキュリティなども自ら管理する必要があります。
ただし、パッケージやASPを利用しているECサイトで、運用保守やセキュリティ対策などを提供している側で
管理している場合は、自社で管理する必要はありません。自社サイト型の場合、オリジナリティを出してサイトのブランディングを行いやすいというメリットがあります。
ファンがついて顧客が増えることにより、自社ドメインの評価もアップします。
しかし、自社でサイトの構築や運用などを行うのは時間と手間がかかり、運用を始めても思うように集客ができないという可能性もあります。
【ショッピングモール型】
インターネット上のショッピングモールに出店するタイプのEコマースです。
利用手数料などの費用はかかりますが、自社サイトを作成する必要がなく、ランニングコストも自社でサイトを運用するよりも安く済むなど
比較的簡単にEコマースを始めることができます。「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などが代表的です。
一方で、デメリットとしては、ショッピングモール側のルール変更やイベント開催に影響を受ける点が挙げられます。
思いどおりの運営が実現できなかったり、フォーマットが決まっているためにサイトに独自性を打ち出すことが難しかったりします。
【マーケットプレイス型】
「出店」ではなく、商品やサービスを単体で「出品」するタイプのEコマースです。
代表的なプラットフォームとしては、「Amazonマーケットプレイス」があります。
企業は商品を出品しますが、商品の管理や発送などの業務はAmazon が行います。
ユーザーは特定のECサイトから購入するのではなく、Amazonという大きな店舗の中で買い物をしているイメージです。
自社で商品データを管理する必要がないため、運用などの手間がかからないというメリットがあります。
Amazonなど知名度のあるマーケットプレイスに出品する場合には、多くのユーザーの目に触れる可能性も高まります。
しかし、商品の出品や商品情報の掲載などがメインとなるため、独自のブランディングを行うことが難しかったり
価格競争が厳しかったりする点がデメリットといえます。
Eコマースは、売り手、買い手の両方にメリットをもたらします。それぞれのメリットについてご紹介します。
【売り手のメリット】
世界中の市場で売買が可能
Eコマースはインターネット上のサービスのため、国内だけでなく海外のユーザーもターゲットにでき
世界中の市場で売買が可能です。
地理的に不便な地域や人が集まりにくい地域でも、Eコマースであれば開業ができます。
【インターネットの普及に伴う顧客増】
インターネットの普及に伴う顧客増も期待できます。
特に、スマートフォンの普及によりインターネット経由で商品を購入する消費者は、さらに増加しています。
いつ、どこにいても手軽にショッピングができるEコマースは、今後もニーズが拡大していくことは確実です。
【店舗代がかからない】
実店舗を持たないため、店舗の維持費や水道光熱費などのコストが節約できます。
また、資金が少なかったり、店舗を持った経験がなかったりする人でも簡単に開業できます。
店舗を持たない分、万が一うまくいかなかった場合のリスクも軽減できます。
【安定した売り上げを実現する取り組みを実施しやすい】
Eコマースでは、誰が、何を購入したのかというデータが、顧客情報として管理されるため
安定した売り上げを実現する取り組みを実施しやすいというメリットがあります。
顧客に合った適切なマーケティング活動や、メルマガを送信するなどの継続的なコミュニケーションを行うことで
ユーザーが商品を買う機会を作り出し、固定客を増やすことができます。
固定客を増やすことは、安定的な売り上げの実現につながります。
【買い手のメリット】
どこからでも買い物ができる
Eコマースを利用すれば、いつでも、どこからでも自由に買い物ができます。
住んでいる地域や時間、場所などを問わず、常にWeb上で買い物を楽しめます。
商品の比較から購入、決済、配送まですべてWeb上で完結するため、時間をかけず効率的に買い物ができます。
小さなお子様がいるご家庭や、外へ買い物に行くことが難しい高齢者にとっても便利なサービスです。
【低価格なものが多い】
Eコマースには、低価格な商品が多いこともメリットのひとつです。
理由は、Eコマースを活用することによって運営コストや人件費が削減できるからで、実店舗で販売されている商品と同じものを
Eコマースでは低価格で購入できるケースがあります。
購入したいものがすでに決まっている場合は、複数のECサイトを見て、価格を比較することは
価格帯で絞り込んでの検索も可能です。
【自分の好みに合った商品や店舗を探しやすい】
Eコマースは実店舗のように開店時間が決まっていないため、買い物をする際の時間的な制約がありません。
カテゴリ別やフリーワードで検索できたり、気になる商品を登録できる機能があったりして、実店舗より商品を絞り込んで探せるので便利です。
自分の趣味嗜好に合った商品を数多く取り扱うECサイトも見つけやすいでしょう。
Eコマースで買い物をする場合「実物を見ることができない」というデメリットはありますが
その一方で、購入前に気になることを写真、口コミなどで調べることが可能です。
例えば、アパレルならモデルやスタッフのコーディネートの参考写真や着用感、サイズ感などの感想を見たり
コスメなら付けたときの発色、ユーザーの口コミを見たりして、商品の詳細をさまざまな視点から調べられるのも利点といえます。
実際に購入した方の意見が聞けるのはすごくメリットですよね!!
まだまだEコマースを利用するのは気が引けるお声もありますが
メリットも多いので一度トライしてみてはいかがでしょうか?