2019.07.11
#webサイト
社内では主に受注管理、発送管理を担当しております
昨日、1WEEKのコンタクトレンズを使いきり、落とさないか不安な日々を送っているKDSの舛屋です。
最近は梱包を「商品を無事届けるためのもの」という本来の目的だけでなく
「リピーター獲得のカギ」として利用するお店が増えてきています。
ECサイトでは、ユーザーとショップの店員が直接顔をあわせてやり取りをすることがありません。
そのためユーザーにとって梱包方法は、ショップの思いやりや気配りを感じることができる
数少ない機会と言えます。
商品が届いた時に「期待以上の嬉しさ」を提供することができれば、
ユーザーのショップに対する印象は大きくプラスに傾きます。
「このショップで買いたい」「また利用したい」と感じてもらうことができれば、
リピーターとしてサイトを利用してくれる可能性がぐっと高まるはず。
「スピード重視で梱包がおろそか」
発送件数が多く、スピード重視で雑になりがち…。
そんな時ほど丁寧さを忘れずに!
基本事項である具体的にどんな梱包が理想なのでしょうか。
安全性の確保とは、梱包資材や緩衝材を正しく使って、
商品に破損が生じないようにすることです。精密機器やワレモノはとくに注意が必要です。
お酒、カレンダーやポスター、絵画などは専用の包装資材も販売されています。
万が一、破損した時に水分や臭いが出るような商品、
メール便のような郵便受けに入れるため雨に濡れる可能性があるような荷物はその対策も行います。
梱包時に納品書、検品したチェック確認サインなどを添えて送ることで購入者の安心感や信頼感が確保できます。
当然ながら、商品の種類と数量、不良品や付属品の欠損などの確認は確実に行いましょう。
せっかくお客さんが荷物を受け取り、自ら開封してくれるのですから、
この最もお客さんにアプローチできる絶好の機会を逃さない手はありません。
気持ちの良い梱包物で、満足度をアップさせましょう。
少しの工夫、気配りで、お客さんの頭にあなたのお店のことをより印象づけることができます。
自分が買った商品が、ぞんざいに扱われたようで、新しいものを購入した喜びも半減してしまい、
お店への不信感に繋がります。
過去には1カ月に数件あった梱包関係のご指摘が
梱包の取り組みに意識を高め出してからは、無くなりました。
かわりに、「ありがとうございました!」「またお願いします!」とのお客様のお声が増加しました!
ECサイトで商品を販売する場合は、商品の品質や価格面だけでなく、
ユーザーとの大切な接点となる梱包方法にもこだわってみましょう。
そしてお店のことを覚えてもらうことができれば、それは自然と次の購入につながっていきます。
このような地道な努力でリピーターを掴み、売り上げアップにつなげていきたいと思います。
余裕ができたときに梱包について見直すのではなく、重要な戦略の1つとしてぜひ検討してみてください。